WORK
3D矢印を利用した駅構内案内板
三輪 天音
本作品は、駅構内で進行方向を導く案内板を3Dアニメーションとして再構成したものである。現在の駅構内に設置されている案内板は平面上の表現に留まっており、立体的に入り組んだ駅構造に反して、矢印の表示のみから進行方向や上下移動を空間的に把握することは難しい。また、スマートフォン上で3D構内図や経路案内を提供するサービスも存在するが、歩行中の利用者が「いま立っているその場」から進むべき方向を即座に理解するという点では課題が残されている。そこで本作品では、案内情報を立体的かつ時間的な変化を伴う表現へと再構成し、矢印やピクトグラムが空間内で実際に伸び、立ち上がり、分岐する様子を可視化した。視点は歩行者の目線に設定し、移動の連続性を意識した構成とすることで、空間内での身体感覚と情報提示を結び付けている。これにより、平面的な情報伝達では把握しにくい方向感覚や階層構造を直感的に理解できる案内表現の可能性を探ることを目的とする。
使用ツール
Blender,AfterEffect,Photoshop
使用ツール
Blender,AfterEffect,Photoshop