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WORK
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ゲーム エレク・トロンの観察録
漆間 由真
本作品は、自然現象を通して電子の動きを体験的に学ぶことを目的とした PC ゲームである。学校教育において電子は、理科のさまざまな単元に登場するものの、多くの場合は主題ではなく補助的に扱われ、学習者にとっては問題を解くためのパズルのピースのような存在になりがちである。しかし実際には、電子は物質を構成する基本要素であり、電流や磁気など身の回りのほぼすべての事象に深く関わっているにもかかわらず、日常生活の中で意識されることはほとんどない。本作品では、こうした電子の存在を「見て、操作して、感じる」体験として表現した。ゲームはストーリーとアクションの二つの要素で構成され、先生であるエレクと生徒のトロンが電子を巡る物語を展開する。物語の序盤では、トロンは電子について何も知らない存在として描かれ、プレイヤー自身も「電子とは何か」を考えながら共感的に物語へと引き込まれていく。その後、身近な現象を通して電子の存在が示され、抽象的だった電子の概念を現実の体験と結び付けながら理解できる構成としている。

使用ツール
Unity,AfterEffects,Illustrator,
CLIP STUDIO PAINT,
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